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LRT(次世代型路面電車) 岐阜市東部地区の自治会が敷設を要望

県が導入を検討しているLRT=次世代型路面電車について、岐阜市東部地区の自治会連合会は11日、岐阜市と関市を結ぶルートについても検討してほしいと、江崎禎英知事に要望しました。
要望を出したのは、岐阜市の芥見地区、岩地区、藍川地区の合わせて5つの自治会連合会で、各連合会の会長ら6人が県庁を訪れて、江崎知事に要望書を手渡しました。
要望の内容は、岐阜市東部の芥見地域は20年前に名鉄美濃町線が廃止されて以降、高齢者や学生の移動が不便になったとして、LRTのこの地域への敷設を求めています。
LRTの導入については江崎知事が7月に構想を発表し、東海道新幹線の岐阜羽島駅、県庁、JR岐阜駅、東海環状自動車道の岐阜ICなどをつなぐルートを検討するとしています。
今回の要望では、JR岐阜駅から岐阜市東部地域を巡り、長良川鉄道の関駅までを結ぶ旧名鉄美濃町線に代わるルートをLRTで整備するよう求めました。
芥見自治会連合会の桒原俊朗会長は「交通の便が悪いと岐阜市の中心市街地にも人が集まらなくる。交通インフラを整備して人の流れを作ってほしい」と地域の活性化につながるLRTの敷設に期待を寄せました。