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次世代型路面電車を検討 江崎知事が岐阜圏域でのプランを公表 岐阜県議会・一般質問

車だけに依存せず、歩いて回れるまちをデザインしようと、岐阜県は新たな交通インフラとして次世代型路面電車「ライトレールトランジット」を検討していることを公表しました。
これは1日に開かれた岐阜県議会の一般質問で、県政自民クラブの田中勝士議員の質問に、県の江崎禎英知事が答えたものです。
岐阜圏域における新しい交通システムの整備方針を問われた江崎知事は「車だけに依存しない新たな交通手段により中心市街地に人を呼び、『歩くまち』に戻していく必要がある」と述べ、「LRT」(ライトレールトランジット)次世代型路面電車を有力な候補として検討していることを明らかにしました。
検討されているのは、岐阜羽島駅や岐阜羽島インターチェンジと岐阜インターチェンジを両端とするエリアで、人の移動や回遊ができるよう中心市街地を含む複数の路線が候補に挙がっています。
財政負担を少なくするため土地の買収を行わない形を模索していて、原則県道を利用する方針です。
江崎知事は「10年をひとつの目標として現実的なプランに仕上げていきたい」と話しました。