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火災から集落守る水のアーチ 世界遺産白川郷で放水訓練 岐阜県白川村
世界遺産の合掌造り集落として知られる岐阜県大野郡白川村で26日、恒例の放水訓練が行われました。
この放水訓練は、かやぶき屋根の合掌造り家屋を火災から守るため、設備の点検を兼ねた一斉放水として毎年この時期に行われています。
サイレンに合わせて集落内に設置された60基の放水銃から勢いよく水が放たれ約30メートルの水のアーチが集落を包みました。
村では、10月5日に観光客がクマに襲われたことから展望台への通路を閉鎖していますが、厳重警戒のもと一時的にゲートが開けられ、国内外から訪れた観光客が展望台から水柱と水しぶきで霞む合掌家屋を写真に収めようと熱心にシャッターを切っていました。
