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冬用タイヤの装着を発信 対策会議が初開催 岐阜県大野郡白川村

冬の飛騨地方を訪れる観光客がノーマルタイヤのレンタカーで交通障害を引き起こす問題...
自治体や県警、中日本高速道路などの代表者ら=26日、白川村役場、大野郡白川村

 冬の飛騨地方を訪れる観光客がノーマルタイヤのレンタカーで交通障害を引き起こす問題を受け、対策会議が初めて岐阜県大野郡白川村で開かれました。

 近年、個人利用のレンタカーでの来県が増加していて、雪が降らない地域でノーマルタイヤ装着車を借り、雪道で立ち往生したり事故を起こりたりするケースが少なくありません。

 村役場で開かれた会議には、飛騨3市1村の自治体や県警、中日本高速道路などの代表者が出席しました。

 会議では、冬用タイヤを装着する習慣がない外国人観光客がレンタカー会社のアドバイスを聞き入れず、ノーマルタイヤで豪雪地域に来訪する実態などが報告されました。

 また、「道路が凍結するイメージがない人もいる」といった意見も出され、観光の参考にされるSNSなどを通じて、雪道を走行する危険性や心構えを多言語で周知徹底する方針が確認されました。

※県警 谷口 慎一交通企画課長
「冬のシーズンになりますと、雪景色が綺麗な地域になります。ただし、来られるときは、必ず冬の装備を万全にしていただいて、万が一に備えていただければと思います」

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