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「飛騨ほうれんそう」出荷の負担軽減へ パッキングセンター開所 JA全農岐阜

JA全農岐阜は、「飛騨ほうれんそう」を出荷する農家の負担を軽減しようと、最新の機...
ホウレンソウの出荷をサポートする機械=高山市漆垣内町、飛騨青果物パッキングセンター

 JA全農岐阜は、「飛騨ほうれんそう」を出荷する農家の負担を軽減しようと、最新の機械を備えた「飛騨青果物パッキングセンター」を開所しました。

 「飛騨ほうれんそう」は、昼夜の寒暖差を生かして栽培される飛騨地域の特産品で、肉厚で甘みが強いのが特長です。

 しかし、近年は農家の減少や生産者の高齢化が進んでいて、出荷作業が大きな負担となっています。

 旧高山トマト選果場の一部を改修した施設には、不要な葉を取って根を切りそろえる最新の下葉調整機をはじめ、自動計量器や包装機が導入されていて、手間のかかる作業を効率的に行います。

 開所式には JAや県、市などの関係者約40人が出席しました。

 JA全農岐阜の西村寿文県本部長は「産地の皆さんと一体となって、『飛騨ほうれんそう』をもっともっと盛り上げて行きたい」と期待を込めてあいさつしていました。

 JA全農岐阜によりますと、このセンターは 2026年4月から本格的に稼働する予定で、外国人研修生を雇い入れるなどして1日に500ケースの出荷を見込んでいます。

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