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飛騨・世界生活文化センター 利用者減で新たな活用案 調査へ 2026年9月末で利用停止

高山市にある県有施設「飛騨・世界生活文化センター」について県は、利用者が減少して...
サウンディング型市場調査が実施される飛騨・世界生活文化センター=高山市千島町

 高山市にある県有施設「飛騨・世界生活文化センター」について県は、利用者が減少していることから来年(2026年)9月末までで施設の利用を一旦停止することにしていて、新たな活用案を民間から募って2027年度からの運営再開を目指します。

 飛騨・世界生活文化センターは2001年に開館し、大型の展示場や多目的ホール、会議室などを備えたコンベンション施設として活用されてきましたが、昨年度の利用者数は31万人余りで、ピーク時の半分程度にまで落ち込んでいます。

 県は、来年9月末までで施設の利用を一旦停止して、再生に向けた準備をする方針で、県の江崎禎英知事は27日の定例会見で、施設の利活用のアイデアを募るサウンディング型市場調査を実施すると発表しました。

 この調査は、飛騨地域のにぎわい創出や地域の課題解決につながる新たな施設利用の方策を探るもので、自由な提案を広く民間から募ります。

 調査結果は来年(2026年)3月に公表され、その提案内容などから施設再生の方向性を探り、2027年度からの運営再開を目指します。

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