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隊員ら射撃技術を磨く 岐阜県高山市で捕獲技術高度化研修
クマ被害が相次ぎ、市町村の判断でクマなどが人の生活圏に出没した際に発砲できる「緊急銃猟」が可能となる中、高山市で22日、捕獲技術高度化研修が行われ、鳥獣被害対策実施隊員が昨今の捕獲を取り巻く環境や猟銃を扱う上での注意点を確認しました。
研修は事故防止と射撃技術の向上を図るため、毎年行われていて、講話では、県公安委員会の射撃指導員の飛騨猟友会の中矢和眞さんが銃の取扱いの心構えなどを指導し、厳重な安全確認の必要性を強調しました。
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緊急銃猟について、中矢さんは、「猟友会として、公共の安全に資することは協力したいスタンス。ただ、今の状態での緊急銃猟は、撃った後の責任が拭いきれない。明確に通達されない限りは懸念が残る」と考えを示しました。市では現在、「緊急銃猟」に備え、協議調整を重ねているということです。
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また、射撃教習では、散弾銃でクレーを撃ち落とすスキート射撃や、50メートル先の的を射貫くライフル射撃を行い、隊員らが技術の向上に努めていました。
