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甘みたっぷり「各務原にんじん」 冬の収穫最盛期 岐阜県
全国的にも珍しい二期作で知られる「各務原にんじん」の冬の収穫が最盛期を迎えています。
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各務原にんじんは、肥沃(ひよく)な土壌が広がる鵜沼地区で主に栽培される各務原市の特産品で、5月~6月に収穫する春夏ニンジンと11月~12月に収穫する冬ニンジンの2種類が栽培されています。
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ことしは市内の生産者33人が、計15ヘクタールの面積で生産したニンジンを11月13日から収穫し始めました。
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このうち伊藤尚宏さんの畑では、日光を受けて輝く雪の積もった畑から、丸々と育った色鮮やかなニンジンを収穫専用機を使って次々に掘り出していきました。
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※ニンジン農家 伊藤尚宏さん
「冬ニンジンはニンジンの栽培適温での栽培になりますので、ニンジン本来の甘みを楽しんでいただけると思います。まずは素材の味をかみしめていただくのが一番ですが、ニンジンの味が苦手という方は、縦にピーラーで細く裂いて、ペペロンチーノ風の味付けで召し上がっていただけると美味しいです」
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JAぎふの関係者によりますと、ことしの冬ニンジンは高温や雨の少なさにより生育不良が懸念されていましたが、10月以降の適度な降雨と温暖な気候で回復し、例年通り丸々と順調に育ったということです。
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作業は12月下旬まで行われ、約300トンの収穫が見込まれています。
