クリスマス前にイチゴ真っ赤！　岐阜県本巣市の生産農家　収穫最盛期

　クリスマスシーズンを前に岐阜のブランドイチゴが真っ赤に実りました。県内屈指の生産地・本巣市の生産農家のハウスでは、収穫作業が最盛期を迎えています。

　４２軒のイチゴ生産農家でつくるＪＡぎふの本巣いちご部会は、県のブランドイチゴ「美濃娘」「華かがり」を栽培しています。

　本巣いちご部会副会長、丸毛幹也さんのハウスでは１２月上旬から本格的な収穫が始まり、真っ赤に輝く「美濃娘」を手際よく摘み取っていました。

　※本巣いちご部会副会長　丸毛幹也さん　
　「今年は１０、１１月の温度が低かったということもあり、１１月にイチゴもしっかり根を張ることができて、１２月上旬から大玉の糖度の乗ったイチゴが出荷できるようになりました。クリスマス用のイチゴについては花実が順調に入ったということもあり、たくさん出荷できるように準備できていますので、ぜひたくさん買っていただければいいかなと思います」

　本巣いちご部会では今シーズン、約２５０トンの出荷を目指しています。

　ＪＡぎふによりますと、管内で収穫されるイチゴは北陸・高岡市場を中心に中京市場へ出荷され、ＪＡぎふの産直施設でも販売されるということです。