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秋の高山祭の文化を次世代に 地元小学校で出前授業 岐阜県高山市

10月9日に開幕する秋の高山祭(八幡祭)を前に、地元の子どもたちに祭文化の大切さ...
秋の高山祭の文化を伝える児童に伝える高山市屋台保存会の寺地亮平理事=西小学校、高山市総和町、3日

 10月9日に開幕する秋の高山祭(八幡祭)を前に、地元の子どもたちに祭文化の大切さと継承の心を伝える出前授業が高山市の小学校で行われました。

 秋祭りの中心地域にある高山市立西小学校では、市屋台保存会の協力で、4年生から6年生の児童を対象に祭関係者に限られる祭屋台の乗車を特別に体験できる取り組みを10年前から続けています。

 体験に先立ち行われた授業では、保存会の寺地亮平理事が講師を務め、それぞれの祭屋台の屋根や車輪、装飾品のほか、外から見えない特徴まで詳しく説明し、「祭屋台を直角に回転させる技術は、飛騨の匠の技と心」と誇らしげに語っていました。

※児童
「屋台の特徴を見ることが楽しみです」「屋台の中でしか見えないところを見たいです」
「仙人台組でお囃子するのが楽しみ、浦安の舞をするのも楽しみです。本番でも頑張ります」

屋台の乗車体験は、祭2日目の10日に行われる予定で、子どもたちにとっては貴重な体験となります。

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