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9日開幕の秋の高山祭 からくり稽古に熱 岐阜県高山市

10月9日と10日に開かれる秋の高山祭を前に祭屋台のからくりの稽古が始まりました...
布袋台のからくりの稽古=なべしま銘茶、高山市下一之町、29日

 10月9日と10日に開かれる秋の高山祭を前に祭屋台のからくりの稽古が始まりました。

 秋の高山祭は櫻山八幡宮の例祭「八幡祭」で絢爛豪華な祭屋台が飛騨高山の秋を彩ります。

 秋の高山祭で唯一、からくり奉納を披露する「布袋台」は、9人の綾方と呼ばれる屋台組が布袋和尚と2体の唐子の人形を36本の糸を巧みに操って情感豊かに演じます。

唐子が5本の綾をブランコのように回転して飛び移る、その精巧な動きから「離れからくり」とも称されています。綾方たちは互いに糸を調整しながら呼吸を合わせ稽古に励んでいました。

※布袋台・綾元 杉山久人さん
「あと一週間くらいみんなで力を合わせてやれば、本番の9日・10日にはしつかり奉納できると思っております」

※布袋台・綾方 瓜田晴さん(小学4年生)
「去年より難しいことに挑戦します。ことしの祭も頑張りたいです」

 からくり奉納は9日と10日に桜山八幡宮の境内で計4回行われます。

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