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岐阜県の防災ヘリ「若鮎」と県警ヘリ「らいちょう」が連携訓練 大規模災害への対応強化

大規模災害への対応強化を目指して、県防災ヘリコプターと県警ヘリコプターの連携訓練...
連携訓練に参加した岐阜県の防災ヘリ「若鮎Ⅲ」=28日、各務原市下中屋町、各務原市総合運動公園

 大規模災害への対応強化を目指して、県防災ヘリコプターと県警ヘリコプターの連携訓練が28日、各務原市で行われました。

 連携訓練は4年ぶりで、今月30日からの防災週間に合わせて実施されました。

 今回の訓練は、濃尾断層帯を震源とする震度7の直下型地震と大雨による洪水や土砂崩れで、県内2つの市で孤立地域が発生したという想定で行われ、県防災航空隊と県警航空隊の計約30人が参加しました。

 当初は県防災ヘリ2機と県警ヘリ1機の計3機による連携訓練が予定されていましたが、防災ヘリ1機が救助要請で出動したため、2機で実施されました。

 訓練では、県警ヘリ「らいちょうⅡ号」が上空から被災地を偵察し、ヘリコプターテレビシステムで現地の映像を 県警と県庁の本部へ伝送しました。

 映像を見た本部からの指示を受けて県防災ヘリ「若鮎Ⅲ」が会場に向かい、孤立地域へ米や水の緊急支援物資を運ぶ訓練に取り組みました。

 ※県防災航空センター 山岸恭輔センター長
 「3機が連携して今後も災害対応、そして山岳救助、水難救助など県民の皆さまの生命、そして身体の保全ということで今後も活動していきたいと思っております」

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