能登半島地震の支援先・石川県の中能登町長とオンラインで会議　岐阜県からの支援状況や今後の方針を確認

　元日に発生した能登半島地震を受け、岐阜県や県内市町村は９日、県庁で災害支援対策の本部員会議を開き、これまでの支援状況や今後の方針について確認しました。

　会議には県や県内市町村、それに県が被災地支援で担当する石川県中能登町の宮下為幸町長がオンラインで参加しました。

　岐阜県内ではこれまで、給水車や各自治体職員の派遣をはじめ、生活必需品などの支援物資を届けています。

　会議で宮下町長は、県内からの支援に感謝を伝えるとともに、被災証明の発行における受付や調査での人手不足、生活ごみや災害廃棄物の処理、それに今後の除雪対応などで緊急に対策が必要と訴えました。

※石川県中能登町 宮下為幸町長
　「岐阜県ならびに岐阜県内の市町村におかれましては、このような中能登町の状況に鑑み、引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます」

　９日時点で県内からは計約３５００人が被災地支援にあたっていて、県の古田肇知事は今後も中能登町への必要な支援を継続し、支援要請に万全を期して対応する方針を示しました。