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航空機産業のまちの戦争の歴史伝える 岐阜県各務原市 戦後80年で特別企画展

太平洋戦争中に空襲を受けた各務原市で戦争の記憶を歴史として後世に繋いでいきたいと特別企画展が開かれています。
各務原市は航空機産業のまちとして発展し、太平洋戦争中は飛行場や工場を狙った米軍の空襲が相次ぎ多くの犠牲者を出しました。
戦後80年に合わせて開かれている今回の企画展では、陸軍の戦闘機「飛燕」の部品や、戦後、航空機の生産を禁じられたため航空機の部材を使って作られた鍋や弁当箱など、戦前から戦後の様子がわかる65種類の資料が展示されています。
市民から寄贈された飛行兵の服やゴーグルなどの一式は初公開で、実際に触ることもできます。
三重県伊勢市から訪れた小学5年の男の子は「映像などで分かりやすく、学校で学んでいないことを学べて来てよかった」と話していました。
※ 各務原市歴史民俗資料館 学芸主事 長谷 健生さん
「各務原市では戦後50年・60年・70年と10年おきに戦争に関する企画展を開催しているんですが、70年展以降に新たに寄贈された飛行機や資料を紹介しています。飛行場の町として現在発展しているんですが、飛行場があったからこそ空襲を受けてしまったという歴史があることを多くの方に知っていただきたいです」
この企画展は8月17日まで開催されています。
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