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歴史に「とき」めく 岐阜県美術館で土岐市の名品公開

土岐市に残された歴史的名品などをたどる企画展が岐阜県美術館で開かれています。 「...
「古墳時代から織部、そして現代へ」企画展=24日、岐阜市宇佐、岐阜県美術館

 土岐市に残された歴史的名品などをたどる企画展が岐阜県美術館で開かれています。

 「古墳時代から織部、そして現代へ」と題したこの企画展は、土岐市に伝わる美術品や文化財を時代に沿って展示していて、建て替えのため休館中の土岐市美濃陶磁歴史館が所蔵する名品など約80点が並びます。

 中でも、元屋敷陶器窯跡出土品は重要文化財で、赤土と白土をつなぎ合わせて成形され、幾何学文様がほどこされた鳴海織部向付や、松が描かれた美濃唐津花入など、茶の湯全盛期の桃山時代らしい型破りな造形の陶器を見ることができます。

 また、土岐市の寺社に伝わる文化財も公開されていて、近年研究が進められている崇禅寺の開祖・果山禅師の像が注目を集めていました。

 この企画展は11月3日まで開かれています。

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