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タンクの配列は並列方式に 岐阜県各務原市のPFAS除去設備 水質改善対策委員会が会議

各務原市の水源地から発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」が検出された問題で、中・長期的な対策などを検討する市水質改善対策委員会の第4回会議が開かれ、新たに建設されるPFAS処理施設の設備内容などが明らかになりました。
会議では冒頭、浅野健司市長が「新たな処理施設の審議も最終段階」とあいさつ。会議では三井水源地に新設するイオン交換樹脂を用いたPFASの除去設備について、タンクの配置を費用などが抑えられる並列方式にすることが示されました。
タンクは円柱状で、直径3・2メートル、高さ1・3メートルで、6基設置。
今後は さらに運用面などを検討し、2026年度中の運用開始を目指すということです。
また、長期的な対策の新たな水源地の開発については、候補地の一つ「各務山 南」で水質と水量の調査を12月から開始する予定が示されました。