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かたり電話は「ムシ(6・4)」作戦 岐阜南署と岐阜市が詐欺被害防止を啓発

特殊詐欺の被害が相次ぐ中、岐阜南警察署と岐阜市は4日、6月4日の語呂に合わせて「かたり電話はムシ作戦」と題して啓発活動を行いました。
活動は市内の3つの商業施設で行われ、このうち、岐阜市市橋のバロー市橋店では、岐阜南警察署の署員や市役所の職員ら約20人が特殊詐欺が多発していることを知らせるチラシを配り、「怪しい電話やメールは無視しましょう」などと買い物客に声をかけていました。
岐阜市では、詐欺被害の対策として、警告メッセージが流れて、会話を自動録音する防犯機能付き電話機の購入補助の受付を6月から始めていて、店の入口に体験ブースが設けられていました。
警察によりますと、県内の今年の特殊詐欺の被害件数は4月末までで131件に上り、去年の同じ時期と比べて19件増加。被害額は約3億円多い5億円に迫っています。
※岐阜南警察署生活安全課 白鳥真課長
「警察をかたって固定電話や携帯電話に電話がかかってきたとしても、そういった電話はすべて無視してください。電話でお金の話が出たとしても、それはいったん切って、家族、もしくはすでに公表されている警察の電話番号にかけていただいて、相談するようにしてください」