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新たな詐欺手口を紹介 路線バスでポスター・アナウンス 岐阜県警大垣警察署と名阪近鉄バス

大垣警察署は、急増する特殊詐欺の被害を防ごうと名阪近鉄バスの路線バスで注意を促すポスターの掲示や車内アナウンスの放送を行っています。
この取り組みは、大垣警察署と名阪近鉄バスが2019年に協定を結んで以降、毎年行われているものです。
今年はポスターと車内アナウンスで県内でも被害が相次いでいる警察をかたった特殊詐欺の手口が紹介され、「警察がSNSで警察手帳や逮捕状の画像を送ることは絶対にありません」などと呼びかけています。
警察によりますと、県内の今年の特殊詐欺の被害件数は4月末までで131件に上り、去年の同じ時期と比べて19件増え、被害額はおよそ3億円多い5億円に迫っています。
※大垣警察署生活安全課 波戸祥宏課長
「今までは固定電話に電話をかけて、息子をかたったり市役所の職員をかたってお金を要求するのが一般的でしたが、今はもう直接携帯電話に電話して、警察官を名乗ってお金を要求するという手口に変わりつつあります。それにあわせて被害者の年代も幅広くなっていますので、バスの利用者にポスターを見ていただいて詐欺の被害にあわないようにしてほしい」