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障がい者支援施設で集団食中毒 ノロウイルス検出 岐阜県山県市

山県市の障がい者支援施設で集団食中毒が発生し、岐阜保健所本巣・山県センターは14...
ノロウイルスの電子顕微鏡画像

 山県市の障がい者支援施設で集団食中毒が発生し、岐阜保健所本巣・山県センターは14日、施設内で食事を提供した業者を営業禁止処分としました。

 県生活衛生課によりますと、12月8日、山県市大桑の障がい者支援施設「あしたの会自然の家」で給食を食べた施設の利用者や職員83人のうち、22~64歳の男女計32人が下痢や嘔吐などの症状を訴えました。

 このうち12人は医療機関を受診しましたが、いずれも快方に向かっているということです。

 この施設では、給食業務を受託している「魚国総本社」が施設内で調理した食事を提供していて、岐阜保健所は患者らに共通する食事が施設内で調理された食品に限られることや患者や調理従事者の便からノロウイルスが検出されたことから、この業者が提供した食事を原因とする食中毒と断定しました。

 岐阜保健所は食品衛生法に基づき、この飲食店営業施設「魚国総本社」を14日から再発防止策がとられるまでの間、営業禁止処分としました。

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