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岐阜県ブランド柿「天下富舞」初競り 「天下人」過去最高額の111万円

岐阜県産のブランド柿「天下富舞」の今シーズンの初競りが1日、愛知県の卸売市場で行...
2個111万円で競り落とされた「天下人」=1日、名古屋市中央卸売市場 北部市場、愛知県豊山町

 岐阜県産のブランド柿「天下富舞」の今シーズンの初競りが1日、愛知県の卸売市場で行われ、最高等級の「天下人」が過去最高額の2個111万円で競り落とされました。

 天下富舞は県が開発した柿の新品種「ねおスイート」のうち、一定の基準を満たした柿に命名されていて、高い糖度とサクサクした食感が特徴です。

 品質に応じて3つの等級に格付けされ、最高級の「天下人」は、1玉300グラム以上、糖度25度以上(富有柿の糖度は16度程度)が条件です。

 出荷は10年目で、昨シーズンまで3年連続で2個100万円で取引され、注目されてきた「天下人」。県や県内のJAの関係者が見守る中、競りが行われ、青果仲卸の丸進青果が過去最高額の111万円で競り落としました。

※丸進青果 果実統括部長 佐々雅次さん
「いい甘みが口の中で残るのが他にはない特長。シャキシャキとして甘みの強い天下富舞を全国に広めたい」

 なお、競り落とされた「天下人」は愛知県稲沢市のスーパーマーケット、バロー稲沢平和店で販売されています。

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