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SNS型詐欺の被害防止へ 岐阜北警察署が体験会

昨今、増加傾向にあるSNSを用いた詐欺の被害を防ごうと、犯行の手口を学ぶ体験会が岐阜市で行われました。
この体験会は、岐阜北警察署が開いたもので、岐阜市シルバー人材センター北部地区の会員ら約60人が参加しました。
※AI音声
「これから、もっと君にとって頼れる存在になれたらって、いつも思ってるんだ」
体験会では、実際にメッセージアプリのAI返信機能などを用いてSNS型投資詐欺や恋愛感情などに付け込むロマンス詐欺のシミュレーションが行われました。そして、言葉巧みにもうけ話を持ちかけたり、同情を誘ったりする巧妙な手口に、参加者は驚いた様子を見せていました。
※参加者
「テレビでニュースとか見て、どうして引っかかるんだろうと疑問でしたが、その手口がよく分かりました。わけの分からないものは開かないほうがいいと思いました」
※岐阜北警察署生活安全課 鈴木健二課長
「甘い話やもうかる話は、まず詐欺を疑ってください。もし悩まれるようでありましたら、知り合いや家族など、信頼の置ける方にご相談いただき、警察にもご相談ください」
なお、県内の今年7月までのSNS型投資詐欺とロマンス詐欺の被害額は14億円を超えていて、被害件数は199件で、前年より29件増加しています。