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岐阜県議補選 岐阜市選挙区 自民、和田氏1人を擁立 和田氏「対話を重視 人口減乗り切る」

現職の死去などに伴う岐阜県議会議員の岐阜市選挙区の補欠選挙(9月12日告示、21日投開票、欠員2)をめぐり、自民党県連は23日、岐阜市議会議長で、自民系会派に所属する和田直也氏(45)を擁立すると発表しました。
県連では当初2議席の確保を掲げていましたが、昨今の国政選挙での党への逆風を受け、公認候補を和田氏1人に絞りました。
和田氏は2007年の岐阜市議選で初当選し、ことし5月からは議長を務めています。
出馬会見した和田氏は人口減を見据えた県立高校の再編や中心市街地の活性化、交通インフラの整備促進などを掲げ、「これまで築き上げられてきた行財政のいろいろなところでの『創造的破壊』をやりながら、人口減少時代を乗り切っていくことが大事。今まで市議として培ってきた18年間の様々な経験を生かし、果敢に行財政の分野にメスを入れていきたい」と決意を語りました。
また、岐阜県が導入を検討しているLRT(次世代型路面電車システム」については「前向きに捉えている」としながらも、財政面などの課題を挙げ、「丁寧に対話を重ねていく仕事をしていきたい」と述べました。
自民党県連では、欠員の2人が党所属の県議の議席だったため、公認候補については当初、2人擁立することを目標とし、公募を行っていましたが、票が分散することへの懸念から、応募があった3人の中から和田氏1人のみを選びました。
※自民党県連 村下貴夫 幹事長
「参院選で非常に逆風が吹いてまだ収まっていない。今回は堅く、1人を確実に当選させる」
補欠選挙をめぐってはこれまでに国民民主党新人の辻井俊貴氏(30)が出馬を表明していて、ほかの政党も擁立を模索しています。