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セクハラ認定で辞職の前町長が出馬 岐阜県岐南町議会議員選が告示

任期満了に伴う羽島郡岐南町の町議会議員選挙が2日に告示され、町職員に対する99件のセクハラ行為などが認定され、去年3月に辞職した小島英雄前町長が立候補を届け出ました。
小島前町長は取材に対し、支持者からの要請を受け出馬を決断したと説明しました。
※岐南町議選に立候補した小島英雄前町長
「当初、自分としては出るつもりはなかったんですよ。でも、住民のみなさんや後援会のみなさんたちが、どうしても出てくれということだったので、それで考えた挙げ句出たということ。出た以上は町民のために頑張る。それしかないです」
小島前町長をめぐっては、町の第三者委員会が、初当選直後の2020年11月から数年間、複数の職員に対し、セクハラ行為があったと認定しました。
小島前町長は第三者委員会の対応に「中立性に欠ける」などと不満を示したものの、議会で不信任決議案が可決されるという見通しを踏まえ、去年3月に辞職しました。
なお、定数10の岐南町議会議員選挙には小島前町長を含めて16人が立候補していて、9月7日に投票と開票が行われます。