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岐阜県議補選岐阜市選挙区 国民民主党擁立の辻井氏 「現役、子育て世代の声届けたい」

現職の死去などに伴う県議会議員の岐阜市選挙区の補欠選挙(9月12日告示、21日投...
出馬会見する国民民主党が擁立した辻井俊貴氏=岐阜市内、17日

 現職の死去などに伴う県議会議員の岐阜市選挙区の補欠選挙(9月12日告示、21日投開票、欠員2)をめぐり、国民民主党岐阜県連は17日、新人で会社員の辻井俊貴氏(30)を擁立すると明らかにしました。この補欠選挙で出馬を表明したのは辻井氏が初めてです。

 辻井氏は安八郡輪之内町出身で、岐阜市在住。名古屋市の化粧品メーカーに勤務し、ことし3月から党岐阜県連の第1区幹事に就いています。

 岐阜市内で行われた出馬会見で辻井氏は、「現役世代、子育て世代の切実な声を政治に届けたい一心で立候補を決意した」と述べ、重点政策として、子育て世代の経済的負担の軽減や欠席扱いせずに平日に学校を休み、校外で保護者と学びの場を設ける「ラーケーション」制度の導入、公立高校の併願制などを挙げました。

 欠員となった2議席はいずれも自民会派の議席で、会見に同席した党県連の伊藤正博代表は、「岐阜1区(岐阜市)には国民民主党の地方議員がゼロ。次の統一地方選に向けて、党勢を強化、拡大する上で何としても1議席獲得したい」と候補者擁立の意義を強調しました。

 党県連では、県議会で同じ会派を組む立憲民主党の県連に、辻井氏への推薦を依頼する方針。

 なお、補欠選挙をめぐっては、自民党が公認候補の公募を行っているほか、ほかの党も候補者の擁立を模索しています。

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