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飛騨高山の夏の風物詩 「馬頭絵馬市」 山桜神社で10日まで 岐阜県高山市

飛騨高山の夏の風物詩の一つ山桜神社の「馬頭絵馬市」が始まり、紙絵馬を買い求める客でにぎわっています。
絵馬市が行われる山桜神社は、1657年(明暦3年)に発生した江戸の大火の際、江戸城から主君(金森頼直)を救い出した駿馬「山桜」を祭る神社です。
地元では「馬頭様」と呼ばれ、絵馬市では紙に描いた絵馬が縁起物として販売されます。
幸福が駆け込むよう馬の頭を家の奥に向けて貼るのが習わしです。
神社の境内には大小さまざまな紙絵馬が並び、お客さんが選んだ紙絵馬に神社氏子が手書きで名入れをするほか、「家内安全」「商売繁盛」「交通安全」といった朱印を押して願いを祈願しました。
値段は「松倉相場」と呼ばれる独特の呼び方で、2000円の絵馬を2000万両、3000円の絵馬は3000万両と呼んで売買されます。
※山桜神社 馬頭絵馬保存会 松野裕 会長
「おかげさまで令和7年度の馬頭絵馬市を御開帳することが出来ました、本日より10日まで朝10時より午後3時まで御開帳致しております」
この絵馬市は、毎年8月1日から始まっていて10日まで開かれます。