ニュース
- ニュース一覧
- 柳ケ瀬広場のデザインプラン発表 岐阜市 旧長崎屋跡地で計画
柳ケ瀬広場のデザインプラン発表 岐阜市 旧長崎屋跡地で計画

岐阜市が柳ケ瀬商店街の旧長崎屋跡地で計画している柳ケ瀬広場のデザインプランが28日、発表されました。憩い、にぎわい、人と人をつなぐ「まちづくり活動の拠点」となる広場を目指します。
これは同日、柴橋正直市長が記者会見で発表しました。
(柳ケ瀬広場のイメージ図 岐阜市提供)
広場は地上と地下に分かれていて、地上部分は道路なども含めて約2300平方メートルあり、にぎわいを創出する「中央広場」、開放感あふれる「オープンスペース」、そして地下部分へとつながり、休憩場所にもなる「大階段」などが配置されます。
(柳ケ瀬広場のイメージ図 岐阜市提供)
このうち人工芝にタイルが並ぶ中央広場は、憩いの空間となるほか、イベントなどでも利用できます。
(柳ケ瀬広場のイメージ図 岐阜市提供)
一方、旧長崎屋の地下の構造を利用した地下部分は、約400平方メートルあり、降雨時にはイベントができるような空間とするほか、トイレや授乳室、防災用品やイベント用品の倉庫、事務室などを備えます。
(柳ケ瀬広場のイメージ図 岐阜市提供)
市では2025年秋ごろまでに整備に着手し、2026年度中の完成を目指す予定です。
※柴橋正直岐阜市長
「柳ケ瀬に市民の皆さんが待ち望んでいた日常的に訪れ、憩い、潤うことができる空間が誕生します。引き続き魅力ある広場づくりに取り組んでまいりますので、柳ケ瀬広場の完成を楽しみにしていただきたい」
広場が整備されるのは、2002年に閉店した岐阜市日ノ出町の長崎屋岐阜店の跡地で、約20年にわたって遊休不動産となっていました。
岐阜市が2022年に柳ケ瀬広場の都市計画決定し、その後、土地を購入。先週まで建物の解体が行われていました。