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高校卒業者の就職内定率99.9% 今春の岐阜県内 大学・短大卒業者は97% 岐阜労働局発表

岐阜労働局は、今春に県内の高校を卒業した生徒の就職内定状況などを発表し、就職内定率は99.9%と高い水準を維持していることが分かりました。
県内の高校の就職希望者数は、今年3月末時点で2952人。このうち2950人が内定し、内定率は前年同月比で0.1ポイント上昇の99.9%となり、12年連続で99%を超えました。
一方、求人数は1万2356人とコロナ禍前を上回った昨年よりもさらに3.7%増加しました。
求人倍率は、製造業や建設業、宿泊・飲食サービス業で求人が増えるなどした結果、4.19倍と過去最高になりました。
ただ、県内企業への就職内定率は、67.8%と過去2番目に低い水準でした。
岐阜労働局は、愛知県の企業への就職が多いと説明。原田浩一局長は「岐阜県の活性化に県内就職は重要。職場見学や入社前講習会など高校生の地元就職への取り組みを支援したい」などと話しました。
また、今年3月に県内の大学や短期大学を卒業し、就職が内定した学生は合わせて4239人で、就職内定率は97%、前年同月比で1.1ポイント下回りました。