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有効求人倍率 3月の岐阜県内は横ばいの1・45倍 2024年度は1・52倍

岐阜労働局は2日、県内の一般職業紹介状況を発表、今年3月の有効求人倍率は、前の月...
岐阜合同庁舎

 岐阜労働局は2日、県内の一般職業紹介状況を発表、今年3月の有効求人倍率は、前の月から横ばいの1・45倍でした。

 仕事を求めている人1人に対して、何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、今年3月、2か月連続で1・45倍となりました。有効求人数、有効求職者数はともに前月比1・2%のプラスでした。

 産業別の新規求人状況は、いずれも去年の同じ月と比べて、金融業・保険業が84人、建設業が46人増えた一方、卸売業・小売業616人、製造業137人、サービス業126人とそれぞれ減りました。

 なお、景気の先行指標とされる新規求人数は、前の月から8・6%上昇し、1万4797人でした。

 岐阜労働局は、雇用情勢について、「改善の動きにやや弱さが見られる。物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」と9カ月連続で判断を据え置きました。

 また、昨年度の県内の有効求人倍率も発表され、前の年度を0・06ポイント下回る1・52倍で、全国順位を3位から4位に下げました。

 岐阜労働局によりますと人手不足の状況は続いているものの、資源価格や人件費などの上昇の影響で求人を控える動きがみられたということです。

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