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東日本大震災から13年 各地で黙とうや復興願うイベント 岐阜県高山市では「幸せの黄色い花プロジェクト」

東日本大震災の発生から13年となりました。県内でも犠牲者に黙とうが捧げられ、復興...
黙とうを捧げる高山市民=11日午後、高山市昭和町、市総合福祉センター駐車場

 東日本大震災の発生から13年となりました。県内でも犠牲者に黙とうが捧げられ、復興を願うイベントが行われました。

 高山市では、被災した岩手県大槌町の河川敷を菜の花でいっぱいにする運動「幸せの黄色い花プロジェクト」に賛同した高山市社会福祉協議会が、毎年 黄色い花を育てて、出来た種を大槌町へ送っています。震災を忘れず、同時に地域防災への意識を高める狙いがあります。

 11日は、市内の小中学校や総合福祉センターの3会場で市民ら約300人が防災について学び、菜の花やヒマワリの種のほかビオラの苗を受け取りました。

 震災発生時刻の午後2時46分には、参加者が輪になって亡くなられた方の冥福を祈り黙とうを捧げました。

 ※高山市社会福祉協議会 志水学次長
「遠く離れた高山だけど出来ることを今後も続けながら現地に思いを馳せて、黄色い花をシンボルとして活動をずっと続けて行きたいと思っています」

 一方、11日から質疑が始まった岐阜市議会定例会でも、質疑に先立って石井議長の呼び掛けの後、全員が起立して1分間、黙とうを捧げました。

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