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一カ月遅れのひな祭りを彩る 5色のひし餅づくり 岐阜県高山市

春の訪れが遅い飛騨地域特有の1カ月遅れの4月3日のひな祭りに向け5色のひし餅づく...
5色のひし餅=14日午後、高山市一之宮町、農家民宿みづの荘 

 春の訪れが遅い飛騨地域特有の1カ月遅れの4月3日のひな祭りに向け5色のひし餅づくりが高山市の民宿で始まりました。

 5色のひし餅は、約40年前に地元有志で考案されたもので赤カブやカボチャなどを使って天然の色で仕上げられます。

 当時10人ほどいた作り手は高齢化などにより減少し、現在では高山市一之宮町の農家民宿 みづの荘の女将水野美代子さん(76)ひとりです。

 5色の餅は、雪の「白餅」、雪解けの後の土を表す「きび餅」、若葉の芽吹きの「よもぎ餅」、咲き誇る花の「紅餅」、そして実りを表す「カボチャ餅」で、雪解けから収穫までの意味が込められています。

 長さ6センチのひし形に切りそろえた ひし餅は一袋450円(税込)で、みづの荘と高山市のアンテナショップ、4月3日の飛騨生きびな祭の会場で 販売されるということです。

 ※農家民宿 みづの荘 女将 水野美代子さん
「鮮やかで5段重ねで、とてもおいしいと思いますので、皆さま、ぜひとも食べてみてください」

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