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学園の運営資金を私的流用 飛騨学園理事長を解任 岐阜県高山市
高山市の高山西高校などを運営する学校法人飛騨学園の下屋浩実理事長(63)が、運営資金を私的に流用したとして、1月20日付で解任されました。
学園によりますと、去年12月、名古屋国税局から下屋氏宛てに、重加算税などに関する通知が届き、内部調査の結果、学園の運営資金の私的流用が確認されたということです。
下屋氏は流用を認めているといい、学園は緊急理事会を開き、20日付で下屋氏の理事長解任を決めました。
学園は高山市で高山西高校と美鳩幼稚園、こくふ保育園を運営していて、下屋氏は2007年の理事長就任後、統括経理責任者として経理業務などを担っていました。
具体的な被害額は分かっておらず、学園は今後、下屋氏に流用分の返還を求め、刑事告訴も検討しているということです。
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