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山間部に医薬品をドローン輸送 岐阜県郡上市でピノキオ商事が実証実験
災害時などに山間部に医薬品を安定的に供給しようと郡上市で5日、ドローンによる空輸実験が行われました。
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実証実験は、郡上市と薬局チェーンを展開するピノキオ商事との間で結ばれた協定に基づくもので、陸送では時間がかかる山間部に緊急で医薬品を運ぶ想定で行われました。
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実験には時速130キロの高速で飛行でき、最高15キロまで積載できるドイツ製の最新ドローン「PW.Oruca」が使用され、郡上市の北濃小学校から10キロ以上離れた石徹白小学校までを山を越えて飛行しました。
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陸路では車で30分近くかかる道のりを約15分で飛行し、関係者らは、災害時などに求められる医薬品の迅速な輸送に手ごたえを感じていました。
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※ピノキオ商事 加藤平八郎社長
「今後、緊急性のある場合や災害時など、ドローンを使って医薬品を運ぶのは、1つの手段として大いに確立できると感じました」
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なお、郡上市の小学校では、薬剤師の仕事について学ぶ出前授業も行われました。
