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園児に感染症対策を呼びかけ 岐阜薬科大学生が創作劇

風邪やインフルエンザが流行する中、大学生がワクチンや手洗いをテーマにした子供向け...
感染症予防を啓発する創作劇を披露する学生ら=岐阜市加納東丸町、加納幼稚園

 風邪やインフルエンザが流行する中、大学生がワクチンや手洗いをテーマにした子供向けの劇を岐阜市の幼稚園で披露し、感染症対策の大切さを伝えました。

 これは、岐阜薬科大学の地域貢献活動の一環で、ワクチンの働きや手洗いの大切さを知ってもらおうと岐阜市の加納幼稚園で開かれました。

 劇は、悪さをするばい菌からワクチンで作られた抗体や手洗いで子どもたちを守るオリジナルの脚本で、演劇部の学生5人が、ばい菌役やワクチン役などに扮して熱演。

 抗体を表現した銃や石鹸の泡でばい菌が撃退されると、園児らから拍手が送られていました。

 続いて、保護者向けに講演した感染制御学が専門の腰塚哲朗教授は、事前に病気を予防するワクチンの役割について説明し、天然痘が根絶された事例を挙げながら「上手く使っていただければ子どもたちを守ることができる」と呼びかけました。

※岐阜薬科大学 腰塚哲朗教授(感染制御学専門)
「ワクチンを一番受けているのは幼稚園の園児だと思っています。この活動が、園児の保護者のみなさんも含めて、ワクチンに関する知識をつけていただいたり、不安を取り除いたりする一助になればと考えています。ワクチンのことを理解していただき、必要な方は接種していただきたいと思います」

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