岐阜県信用保証協会と大垣共立銀行　起業家精神を醸成 大垣商業高校で出前授業

　起業家教育を推進しようと、県信用保証協会と大垣共立銀行は、大垣市の高校で出前授業を行いました。

　この出前授業は県信用保証協会と大垣共立銀行が協同で行ったもので、創業に必要な知識や起業家マインドの醸成を目的に、各地の高校や大学で開いていて、今回は、大垣市の大垣商業高校の３年生約４０人が参加しました。

　生徒らはグループに分かれて社会課題を解決する飲食店の創業をテーマに立地やコスト、マーケティングなどの意見を交しました。

　あるグループは、家庭の事情で子どもだけで食事をとる「孤食」を課題に挙げ、経営が成り立つように時間を分けて食堂だけでなく学習塾や居酒屋も運営するアイデアを出していました。

※参加した生徒
「今までは会社の経営について考える機会はそんなになかったのですが、実際にグループで立地や人件費など、会社の経営に必要なことを詳しく検討できて良い経験になったと思います」

※参加した生徒
「創業することに、もともとあまり関心がある方ではなかったのですが、今回の授業を通して創業することについて色々知れて、私の将来の選択肢の一つになったと思います」