人命救助の最前線知る　岐阜市・藍川北学園で出前授業　フライトナースの辻俊行さん　おしえてぎふチャンラジオ！キッズアカデミー

　毎週金曜日にぎふチャンラジオで放送している「おしえてぎふチャンラジオ！キッズアカデミー」を教材とした出前授業が３日、岐阜市で開かれました。

　「おしえてぎふチャンラジオ！キッズアカデミー」は、「聞いて学ぶ社会見学」をテーマに、小学生を対象に毎回様々な分野の専門家が講師として登場して、藤村恵理アナウンサーとトークを展開するラジオ企画です。

　出前授業は、学びの幅を広げるきっかけにしてもらおうと特別に企画され、岐阜市の藍川北学園の４年生の児童ら２５人が参加しました。

　講師として岐阜県看護協会からフライトナースの辻俊行さんが招かれ、ドクターヘリに搭乗して医師と一緒に人命救助を担う仕事の内容ややりがいなどについて実体験を交えながら分かりやすく説明しました。

　参加した児童からは、「ヘリコプターの中にはどんな救助道具があるのか」や「救助現場に行くまでに別の事故が発生したらどうするのか」といった質問が飛び交い、プロフェッショナルの仕事に目を輝かせていました。

　辻さんは「社会に出ても勉強の日々。遊びながら、楽しみながら学びを深めてほしい」とアドバイスしました。

※参加した児童
「今まで知らなかったフライトナースのことを知ることができてうれしかったです。家の人にも伝えて、いろんな人にこの仕事を知ってもらいたいと思いました」

※岐阜大学医学部付属病院　高度救命救急センター　副看護師長　クリティカルケア（救急看護）認定看護師　辻俊行さん
「子どもたちが積極的に発言してくれたので、僕自身も学びになりました。将来フライトナースを目指してくれる子がいるのはありがたいですが、ぜひ看護師の仕事にも目を向けていろんな仕事があることを知ってもらって、看護師を目指してもらえるととてもありがたいと思います」