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関市の居酒屋で食中毒 焼き鳥を食べた客が下痢や腹痛 患者からカンピロバクター検出

関市内の居酒屋でカンピロバクターが原因とみられる食中毒が発生し、関保健所では、この店を28日から営業禁止処分としました。
県の生活衛生課によりますと、7月11日と12日に関市旭ケ丘の居酒屋「焼き鳥 りた」で飲食した客のうち、20代の男性2人と40代の女性2人が翌日以降、下痢や腹痛、発熱などの症状を訴え、医療機関を受診しました。
症状を訴えた患者はいずれも快方に向かっているということですが、患者の便からは食中毒菌の「カンピロバクター・ジェジュニ」が検出されました。
患者が食べたのは焼き鳥やつくねなどで、患者全員に共通する食事がこの居酒屋で調理された食品に限られることから、関保健所は食中毒と断定し、再発防止措置が講じられるまでこの店を営業禁止処分としました。
「カンピロバクター」は、鳥や牛、豚などの消化管内に住む食中毒菌で、菌が増殖した食品を食べると急性胃腸炎を引き起こすとされています。食中毒を予防するには、生や半生状態の鶏肉料理などは避け、よく加熱して食べることが求められます。
なお、県内には28日、ことし2回目となる食中毒警報が発表されました。
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