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弁当を食べた28人が食中毒 患者らからノロウイルス検出 岐阜県多治見市の仕出し弁当屋

多治見市の仕出し弁当屋の弁当を食べた28人が食中毒の症状を訴え、患者と店の従業員からノロウイルスが検出されたことがわかりました。
岐阜県によりますと3日、可児市に住む人から「多治見市内の弁当製造施設の弁当を食べて下痢や嘔吐などの症状が出た。一緒に食べた複数人も同じ症状がある」などと保健所に連絡がありました。
症状を訴えたのは、いずれも5月1日に多治見市の仕出し弁当屋「有限会社ユミヤ」が調理した弁当を食べた30代から90代の男女28人です。
このうち12人が医療機関を受診し、50代男性と30代女性の2人が入院しましたが、患者らの症状はいずれも快方に向かっているということです。
東濃保健所では、この店の調理従事者と患者からノロウイルスが検出され、患者に共通する食事がこの店で調理された食品に限られることなどからこの店を原因とする食中毒と断定し、5日から再発防止措置がとられるまでの間、営業禁止処分としました。