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岐阜医療科学大がボードゲーム開発 医療職の魅力楽しく学ぶ 岐阜県

医療への道を身近に感じてもらおうと、関市の大学が県内企業と協力して、医療職の魅力...
岐阜医療科学大が開発したボードゲーム「ぼくのかんがえたさいきょうの医療チーム」=ひまつぶしスペース、岐阜市

 医療への道を身近に感じてもらおうと、関市の大学が県内企業と協力して、医療職の魅力を伝えるボードゲームを開発しました。人手不足が課題の医療職を志す子どもたちを一人でも増やしたいねらいがあります。

 ボードゲームの名称は「ぼくのかんがえたさいきょうの医療チーム」で、岐阜医療科学大学が岐阜市の印刷業、ヨツハシと、ボードゲームのプレイスペース「ひまつぶしスペース」の協力で、開発しました。

 ゲームは、フランス発の人気ボードゲーム「Splender 宝石の煌めき」を参考にしていて、医師のほか、薬剤師、管理栄養士などが記された「医療職カード」を集め、カードを用いて獲得したコインの合計数を競うものです。

 医療職カードは、患者の病気や症状などに合わせた医療チームを編成するルールで、駆け引きや協力をしながら様々な医療職の役割を楽しく学べる奥深いゲームになっています。

 ※インタビュー 医療科学大学企画課 今井将太課長補佐
「我々の大学が関市や可児市にあるので、そういった地域の医療に貢献したいです。また、岐阜は特に人材不足などの医療課題が明確化していて、医療過疎地もあります。そういった場所で医療職についての理解を深めてもらいたいというのが大学としてのねらいです」

 大学では、このボードゲームを県内の小中学校や高校に順次、無償で配布しています。

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