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医療現場での実習を前に決意を表明 岐阜保健大学で宣誓式

看護師を目指す学生が病院などで実習を始める前に、決意を新たにする宣誓式が岐阜市の岐阜保健大学で行われました。
宣誓式に臨んだのは、基礎学習を終えた看護学科の3年生71人です。
式では、近代看護教育の母として知られるナイチンゲールの像が手にしたろうそくの火を、学生それぞれが持つろうそくに分けていく様子を模したセレモニーが行われました。
これは、ナイチンゲールがクリミア戦争の際に、暗い夜にろうそくをともして看護にあたったことに由来し、ナイチンゲールの精神を受け継ぐ思いが込められています。
式で、河田美紀学長は「看護師は患者の命に携わる非常に尊い職業。自分の目指す看護師像を明確にしながら日々の学びを大切にしていただきたい」と呼びかけました。
また、学生代表の樋口遥加さんは「建学の精神である『向き合う心』を大切にし、患者の良き理解者となる看護師を目指します」と誓いの言葉を述べました。
学生たちは来年夏まで、県内や愛知県の病院などで実習にあたるということです。