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奥飛騨温泉郷に新たな小水力発電所が完成 岐阜県高山市

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の豊富な水資源を活用した、小水力発電所、「外ヶ谷水力発電所」が27日に完成し、竣工式が行われました。
この発電所は、奥飛騨水力発電が手がける水力発電事業の一つで、これまでに安房谷、一宝水第一の2つの発電所を竣工しています。
「外ヶ谷水力発電所」は、砂防ダムから取水した水を約1,6キロ繋いで約200メートルの落差を生かして発電し、一般家庭約660世帯分の年間電力消費量に相当する2840MWhの売電を目指します。竣工式には、国や県、市の関係者や地元住民ら、約50人が出席し、完成を祝いました。
※奥飛騨水力発電株式会社 志田 正雄代表取締役
「地域貢献型の水力発電ということで、売電収益の一部を各町内に寄付させて頂いている。地域の活性化にも繋がり、雇用も生んできた」
発電された電力は、中部電力パワーグリッドが全量を買い取ります。