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スマート農業で担い手不足解消へ JA全農岐阜が実演会 岐阜県大垣市

担い手不足を背景にAIやロボットを活用する「スマート農業」が注目される中、JA全農岐阜などが大垣市の水田で実演会を行いました。
実演会は、JA全農岐阜とJAにしみのが企画したものです。
実演されたのは、AIを活用して作物の生育などを管理するシステム『ザルビオ』で、農家ら約90人が見学しました。
『ザルビオ』は農地の10年分の衛星写真をもとに作物の育てやすさが解析されていて、今回の実演会では、田植えや肥料の散布を自動で行う『スマート農機』と連携する様子が披露されました。
農地の特性に合わせて肥料の適量を調整できるなど作業の効率化や品質の安定につながる先進的なスマート農業に参加者らは関心を寄せていました。
※JAにしみの TAC室 稲川益章室長
「農業は長年培った技術が必要なことが多いですが、スマート農業によって、技術力や知識をカバーしてくれることを期待しています。将来的には若い世代や新しく農業を始める方が熟練した方と同じレベルで農業を営めるように、スマート農業を活用していただきたいです」
実演会は7月にも行われる予定です。