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五月人形の製作実演会 端午の節句に向けて 岐阜県大垣市

5月5日の端午の節句に向けて、五月人形の製作実演会が大垣市の人形店で行われました...
五月人形の製作実演を行う粟田口さん=大垣市郭町東、人形の石川

 5月5日の端午の節句に向けて、五月人形の製作実演会が大垣市の人形店で行われました。

 五月人形の製作実演が行われたのは、大垣市にある「人形の石川」です。

 創業110周年の特別企画として有名作家によるよろいかぶとの製作実演を企画しました。

 これまで数多くの五月人形を手掛けてきた京都の甲冑師・粟田口清信さんが招かれ、店内でかぶとの製作過程を披露しました。

 頭にかぶる部分は、切り出した鉄の板を槌でたたいて湾曲させ、複数枚をつなぎ合わせて半球体に仕上げていきます。

 かぶとだけでなくよろい作りもすべて手作業で、本物の甲冑を作る技が受け継がれているということです。

 店内には、粟田口さんの作品を含め約150点の五月人形が並んでいて、来店者は製作過程を見た上で、完成品を見て回っていました。

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