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春の風物詩 菊水泉で「若水取り」 ひょうたんに水を汲み入れ奉納 岐阜県養老町

名水百選の一つ、岐阜県養老郡養老町の菊水泉で20日、観光シーズンの幕開けを告げる...
奉納する水を汲み入れる女性=20日、養老郡養老町、養老神社

 名水百選の一つ、岐阜県養老郡養老町の菊水泉で20日、観光シーズンの幕開けを告げる春の風物詩「若水取り」が行われました。

 「若水取り」は奈良時代、立春の日に泉から汲んだ水を朝廷に献上したとされる儀式に倣ったもので、町観光協会が、春の行楽シーズンの安全を祈願するため行っています。

 コロナ禍の影響もあり、2023年までは縮小して行われていましたが、4年ぶりに通常開催されました。

 20日は女性2人が、滝の水が酒に変わったとされ、町に伝わる孝子伝説の主人公「孝子源丞内」に扮して、ひょうたんに水を汲み入れ、隣接する養老神社に奉納しました。

 養老町観光協会の中村一会長は「たくさんの方に養老にお越しいただきたい」と話していました。

 なお、養老公園では5月31日まで「花とみどりのまつり」が開かれ、さまざまな催しが行われます。

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