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岐阜市で初雪観測 寒気が流れ込み山間地で積雪

本州付近は冬型の気圧配置となっていて、岐阜県内は3日夜から山間部を中心に平野部で...
初雪が積もる黄金の織田信長公像=4日、岐阜市橋本町、信長ゆめ広場

 本州付近は冬型の気圧配置となっていて、岐阜県内は3日夜から山間部を中心に平野部でも雪が降りました。岐阜市では初雪を観測しました。

 上空にこの時期としては強い寒気が流れ込んだため、3日夜から4日朝にかけて県内は冷え込みが強くなりました。

 飛騨地域を中心に雪が降り、4日午前12時現在の積雪は飛騨市神岡で23センチ、河合で20センチ、高山市で14センチ、白川村で14センチ、郡上市長滝で8センチなどとなっています。

 高山市の観光名所である古い町並みには15センチほどの雪が積もり、地域住民が除雪に追われたほか、市街地や山間部の道路では大型重機による除雪作業が行われました。

 また、岐阜市でも3日夜、初雪が観測され、建物の屋根や植え込みなどにうっすらと積もりました。

 岐阜市の初雪は平年より10日早く、昨年より11日早いということです。

 県内の雪は4日の日中はやむところが多くなりますが、夜には再び降り出す見込みです。5日も冬型の気圧配置が続く見込みで、山間部を中心に午前中は雪模様の天候となる見込みです。

 岐阜地方気象台は「雪の残っているところでは、スリップや転倒に気を付けてほしい」と注意を呼びかけています。

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