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消防団口座の158万円私的流用 20代男性団員を懲戒免職処分 岐阜・下呂市消防団
所属する消防団の口座から現金計158万円を引き出して私的に流用したとして、下呂市消防団は25日、20代の男性団員を懲戒免職処分にしたと発表しました。処分は9月11日付です。
下呂市消防団によりますと、この男性団員は今年4月から6月にかけて、所属する団の下部組織の口座から現金158万9千円を引き出し、私的に流用したということです。
男性団員は下部組織の会計職に就いていました。
8月下旬に、下部組織の詰め所のガス代が未払いであることに所属長が気づき、男性団員から通帳を受け取って正規の支出とは異なる複数の引き落としを確認したことで不正が発覚しました。
男性団員は私的流用の事実を認めていて、「借金の返済に充てた」と話しているということです。
流用された全額が返済されたため、団では刑事告訴を見送る方針です。
下呂市消防団の土屋竹浩団長は「公金の適正な管理を徹底し、市民の信頼回復に努めます」とコメントしています。