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清流で育ったコクチバス活用へ カレーで味わって 岐阜県下呂市が試験販売

下呂市は、馬瀬川で駆除された特定外来魚「コクチバス」を活用したカレーライスの試験販売を行いました。
コクチバスは、アメリカ原産の肉食性の淡水魚で、特に鮎の天敵とされています。
鮎釣りの名所として知られる清流馬瀬川の漁協ではコクチバスを買い取る取り組みをおととしから続けていていますが、そのほとんどが破棄されていて市が活用策を模索していました。
試験販売は市内のカレー専門店「咖喱奔放」が協力。
下呂総合庁舎の玄関前に設けたキッチンカーでは、塩漬けや湯引きなどで下処理をされたコクチバスを、地元産「あじめこしょう」で仕上げたスパイシーなカレーが来庁者らに販売され、好評を得ていました。
※来庁者
「甘みがあるというか、最初カレーの辛さがガツンと来ますが、たぶん誰にでもうける味だと思いますね」
※下呂市農林部 青木秀史部長
「捨てられてしまうコクチバスを活用したいと、地元のカレー屋さんとコラボしてやっています、これが下呂市の名産となって行けば良いと思っているところです」