中京 史上初の４連覇に向け好スタート　夏の高校軟式野球選手権開幕

　第７０回全国高校軟式野球選手権大会は２４日開幕し、史上初の選手権４連覇を目指す東海地区代表の岐阜の中京は大会初日の２４日、兵庫・ウインク球場の第２試合で東中国代表の岡山の倉敷工業を１０対０で下し、初戦突破を果たし、ベスト８進出を決めました。

　８大会連続２８回目の出場で軟式、硬式を通じて史上初の選手権４連覇に挑む中京は３年ぶり１０度目出場の東中国代表、岡山の倉敷工業と対戦しました。

　中京は初回に４番田口の内野安打タイムリーとフィルダースチョイスで２点を先制し、２回には１アウト満塁から内野ゴロの間に１点を加え、なお２、３塁から４番田口の２点タイムリーで５対０とリード。さらに４回にも４番田口のタイムリーで６対０。６回裏にも１アウト２、３塁から４番田口の内野ゴロの間に１点を加え７対０。８回裏にはタイムリー、叩き、などで３点を加え、１０対０とリードしました。

　中京は先発内野が７回を被安打４、無得点、９３球の完璧なピッチング。８回は川村が３者凡退、９回は奥村がきっちり締めくくり、１３安打１０点の猛攻で勝利し、史上初の選手権４連覇に向け好スタートを切りました。

　準々決勝は２６日、午前９時半から、明石トーカロ球場で北関東代表の茨城の東洋大牛久と対戦します。