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司法面接の正しい理解を 岐阜県総合医療センターと県警 子どもに関わる機関の関係者が研修

児童虐待の被害を受けた子どもたちから正確な情報を聞き出す「司法面接」の研修が、18日から2日間の日程で岐阜市の医療機関で始まりました。
司法面接とは、虐待や事件・事故の被害を受けた疑いのある子どもや障害者らから、できるだけ正確な情報をできるだけ負担なく聴取する面接の技法です。
研修は、岐阜県総合医療センターと県警本部が、子どもに関わる機関の連携を強化し、関係者に司法面接の正しい手法を学んでもらおうと初めて開催したもので、84人が参加しました。
はじめに、理化学研究所の仲真紀子理事長特別補佐が講義を行い、「子どもには暗示や誘導になる聞き方はせず、自分の言葉で話してもらうことやチームとして対応することが大切」などと説明しました。
その後、司法面接の演習が行われ、参加者は聞き取りの仕方などを実践的に体験し、理解を深めていました。