農業の担い手の確保へ　ユーチューブで魅力や価値を配信　岐阜県　若手農業系ユーチューバーと連携

　農業の担い手確保に向け、ユーチューブで農業の魅力や価値を発信する取り組みが始まりました。

　この取り組みは、岐阜県の江崎禎英知事が６日、定例会見で発表したものです。農業分野で課題となっている若い担い手の確保については、より効果的な情報発信が必要であるとして、県と県青年農業士連絡協議会が連携して農業の魅力や価値を発信することにしました。

　そのひとつして、協議会の会長を務める関市の農業系ユーチューバー川村雄祐さんを中心にユーチューブで情報を発信することになりました。

　具体的には、農業系YouTubeチャンネル「たわらファーム　－農園ものがたり－ 」で ８月６日から、県内各地の若手農業者の活動を順次紹介していく方針です。

　会見に同席した川村さんは「発信力がついてきたので、若い人が就農できるように岐阜を盛り上げていきたい」と意欲を示しました。