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釣り人に水難事故防止を呼びかけ 岐阜県下呂市

6月21日に岐阜県下呂市を流れる馬瀬川のアユ釣りが解禁されたことに合わせ、下呂警察署は釣り人に水難事故防止を呼びかけました。
啓発活動には、警察官と地元の漁協の職員、そして地元下呂市のアユ釣り名人、天野勝利さんが参加し、釣り人にライフジャケットの着用や、力量に合わせた無理のない釣りを楽しむよう呼びかけて、啓発チラシを手渡しました。天野名人は、「馬瀬川は透明度が高く川底がよく見えますが、その分、水深の深いところで流されないよう注意してください」とアドバイスを送りました。
※天野 勝利さん
「とっさの場合でもすぐ反応できる体勢をつくって入川してもらいたいと思っています」
※岐阜県警警備第二課 陶山 慎二朗課長補佐
「昨年は県内で多くの水難事故が発生しました。川で釣りをされる際は、ライフジャケットを着用して頂き、体調に無理のない範囲で釣りを楽しんで頂ければと思います」
岐阜県警によりますと、去年、岐阜県内では全国でワースト3位となる68件の水難事故が発生していて、このうち、24件が魚釣りや魚取りが原因で13人が死亡しています。